首をすくめる寒さ

大寒に入り寒さも本格的になってまいりました。
街でも首をくすめ、肩を丸くして歩く人が目に付きます。

皆さんはいかがでしょうか？
ちょっと通りすがりにウインドウなどに映る
自分の姿をチェック！してみてください。

寒くなると自然に姿勢を悪くしているようです。
寒さなどの外的要因だけでなく
意識しないで姿勢や動作に自分が現れていることがあります。
人を言葉ではなく動作を観察してみるといろいろな事に
気がつきます。

最近話題の芥川賞をとった 田中慎弥さんの言葉に
今注目が集まっていますが姿勢や動作だけを見ていると
印象が違ってきます。
そう・・心根が見えてくるようです。

同じ芥川賞の円城塔さん「道化師の蝶」
直木賞 葉室麟さん「蜩ノ記」
に注目が行かず、田中さんばかりに話題が集中しているのは
少し気の毒な気がします。
何でも良いから目立ったほうが勝ち！？

目立つことの嫌いな人もいます。
声が小さかったり、力の入らない字を書く人です。
自信のなさや、気の小ささをあらわしています。

初対面の人に対し足を大きく開きそっくり返って椅子に
座る人にあったことがあります。
自分をそんなに大きく見せたいのかと滑稽に感じたこと
がありました。

苦手なタイプの人の動作や姿勢を観察すると
言葉の後ろの姿に新しい発見があるかもしれません。
そして今までとは違った関係を築ける可能性も・・

寒くても見栄を張って姿勢良くキビキビ歩きましょう。
仕事に自信のある、出来る人！に見られるかも
しれませんから。