夏の思い出

お盆が過ぎ夏休みもそろそろおしまい・・・
学生さんはまだバッハには戻ってきていないでしょうか
社会人の方はもう帰省されましたか？

おうちに帰られてお祖父さんお祖母さん
伯父さんなど親戚の方とお話しする機会は
ありましたでしょうか

今年は震災があり、何もなくなったふるさと
瓦礫になった家をニュースで見て、
戦災にあった当時を思い出される高齢の方が
多かったようです。

焼け残ったのは塩の塊ひとつで、それを持って
郊外の○○おばさんの家まで歩いた・・とか

テレビ画面からは届かない臭いが・・と聞いて
戦災の後、川に打ち上げられた死体の山や
こげた人の臭いが鮮明に思い出された・・

忘れてはいなくても、記憶の底に封じ込めていた
思い出がよみがえってきてポツポツと話し始めるのです。


東北の方たちも過去の津波の話を語り継がれ
その記憶で今回も逃げ延びた
船を沖に出し助かった
という方たちがいたようです。

新しい夏の思い出を作るだけでなく
過去の経験を語られた縁側？！の思い出も
良いものではないでしょうか

ご両親の若い頃の話も同じ年代になった今
聞いてみるのも楽しいかもしれません。

少しだけ陽が短くなって
セミの声もアブラゼミからミンミンゼミに
変わってきます。

残りの夏を楽しく思いで深く過ごしてください。