木々色づく季節



街路樹も通勤途中で通り過ぎるお宅の庭の中もお寺の境内も・・
木々が色づき街を彩っています
いよいよ11月も後半師走まじかの街の色です。
美しい色合いの枯葉に思わず足を止めて拾ってみたこと
ありませんか?

真っ赤や黄色の鮮やかさは今の季節ならではの美しさです
もうしばらくすると枯れてカサコソと風に飛ばされて行って
しまいますから
以前は形も色も整いきれいな色の枯葉に目が行きましたが
最近は色のグラデーションや虫食いの後、黒いシミ?のついた
葉っぱが愛おしく!?美しいと思うようになりました

・・・年のせい?・・・・
谷崎潤一郎の随筆に「陰翳礼讃」があったと思いますが
日の当たったまぶしさだけではなく陰の部分に美しさや
趣き、情緒を感じるのは日本人の感性の豊かさなのでは
ないでしょうか
人生の中でも陰になるときが誰にもあると思います
枯葉のように虫に食われた後も、風にあおられクシャっと
なったところもすべてを愛おしい事柄として受け入れたら
次の一歩を心豊かに進んで行けるのではないかと
ちょっと思ってしまいました

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