よろしく

言葉は日々変化していると言われます。
現代人は平安時代や江戸時代の言葉使いをして
いないことでも明らかです。

先日ＴＶで歌舞伎のお稽古をする子供達の塾を
紹介していました。
言葉や礼儀作法を学ぶのにも良いと親御さんたちも
一緒に通ってきているようでした。
そこでは先生に「よろしくおねがいいたします」とは
言ってはいけないのだそうです。
「よろしく」と言うのは上から目線の言葉だからと言うのです。
よ～く考えてみるとそうなのかもしれませんが、一般的には
｢お願い致します。」を強調したり丁寧に言う為に使っている
言葉だと思っていました。
そのことを知ってしまうと
よろしくとは何に付け言いにくくなってしまいました。(´･Д･)」

よく上司や目上の方に「ご苦労様でした」と言ってはいけない
「お疲れ様でした」言うべきだと
「ご苦労様」は目上の人、たとえば上司が部下にたいして
ねぎらう言葉なのだというのは常識！です・・が
「よろしく」もその類なのかと驚いてしまいました。
皆さんはわかっていらっしゃいましたか？

知らずに使っていると失礼してしまう事もあるかもしれません。
気をつけなければと思うこの頃です。