進路

就職活動をしている方はもちろんですが
現在お勤めされている方も時々悩むのが
・・・どんな仕事が自分にあっているのだろうか？？
・・・今の仕事が自分にあっているのだろうか？？
と言うことではないでしょうか
調子よく進んでいる時には何も考えなかったことでも
仕事が上手く行かなかったりすることが続くと皆
立ち止まって考えてしまうものです。

仕事が出来る人を観察していると几帳面さに気がつきます。
・・もう自分はだらしないからダメだ！・・と思わないでください。
誰もがすべてに几帳面な人というのはいません。
あることにこだわるとそこが几帳面な仕事になるからです。

ﾚｽﾄﾗﾝに何人かで行ったとします。
味にこだわる人、店の雰囲気に目が行く人
料理のお皿や盛り付け方に注目する人、ｻｰﾋﾞｽに・・
料理が値段に見合っているか・・
気の合った友人でも見たり、感じたりする場所は様々です。

それはﾚｽﾄﾗﾝに限りません。何においても目の付け所に
違いが出てくるものです。
そこであなたは自分自身の特性に気づいてください。
自分は何に気がつき、気になるのかという事をです。

気になることがプロになる為の第一歩だと思いませんか？
これから就職活動をする人は自分の特性を踏まえて仕事を
探し、相手にアピールしてみてください。

今の仕事で壁にぶつかって悩んでいる人は、その特性を
生かした部署に移動させてもらうか、その特性を生かす方法で
壁をよじ登ってみることを考えてください。

きっと思いもかけない方法で道は開けていくと思います。
どうぞ進路を決める際に自分の一番几帳面になれるところを
探して参考にしてください。

話は全く違いますが京都の「三年坂美術館」を
ご存知でしょうか？
三年坂というのですから清水寺の下にあるのですが
町家を改造した小さな小さな美術館なのです。
ＴＶでも紹介されていたのですが、そこには明治初期の
工芸品が収蔵されて展示されています。
現代の人間国宝の方でも「とても真似できません。」と
言わしめるほど精巧な素晴らしい作品が展示されています。
その技術に江戸時代に磨かれた文化の素晴らしさに
感嘆してしまいます。
その几帳面さプロの仕事に感服しながら今の時代の
甘さを残念に思ってしまいます。

楽な仕事には達成感はありません。仕事もゲームと同じ